本日、「あま市」の家の完成引き渡しでした。
実は、この「あま市の家」私の幼なじみの家です。
あま市で一戸建てを建てたいとの相談を受け、土地探しから手伝いました。
土地取得からですので、建物にかけられる予算も限られるため、建売やローコスト系ハウスメーカーで…なんて話しもありました。
それでも、「昔から、自分が家を建てる時には、洋介にお願いしたいと思ってた」と言ってくれた幼なじみに、建売やハウスメーカーよりも絶対にイイ家を創ってやる、との思いでやってきました。
正直、設計料もほとんどもらわず、片手間に設計し、工事でも施主支給や超・特値などのあらゆる手段を使って建てました。
途中では何かと迷惑をかけた部分もありましたが、今日、引き渡しができました。
幼なじみは、家族みんな本当に満足してる、といってくれました。
手付かずの外構は、自分でボチボチと作り込むそうです。
建築家と言われる人の中には、○○○○万円以下の仕事はしない、自分のデザインや作品性が出せないならやらない、などという人もいたりしますが、私は、今ある制約や条件の中で最大限の仕事をして、お施主さまが満足してくれる仕事、喜んでもらえる仕事ができればいいと思っています。
「あま市の家」は、プランはお施主さんと一緒になって創り上げました。
コスト的には、凝ったデザインや高価な材料は使えませんでしたが、幼なじみにとっては、そのへんの建売やローコストメーカーよりは断然いい家ができたと思います。