ついに消費税の増税が決定しました。
段階的に引き上げられ、
今から1年8ヶ月後の、2014年4月に 5%から8%へ(3%UP)
そのさらに1年6ヶ月後の、2015年10月に 8%から10%へ(2%UP)
です。
設計契約や工事請負契約をして、消費税UP前(2014年3月31日まで)に引き渡しを受けた建物は現行の5%消費税の適用ですが、消費税UP後(2014年4月1日以降)に引き渡しを受ける建物には、場合によっては新しい消費税(8%)がかかる可能性があります。
新しい消費税(8%)がかからないようにするための経過措置としては、
新税率(8%)への施行6ヶ月前(2013年10月1日よりも前)に請負契約をしておけば、消費税UP後の引き渡しでも現行の5%が適用されます。
逆に言うと、消費税UPの直前(6ヶ月前~前日)に請負契約をしても、引き渡しが新税率施行日以降になる場合は、消費税UPした税率が適用となってしまいます。
注文住宅などで建設工事に6ヶ月以上がかかり、引き渡しが新税率施行後になりそうな場合は、半年前の2013年10月1日よりも前に請負契約を締結する必要があります。
消費税UP前の時期は、駆け込み引き渡しでどの現場も材料が足りない、職人が足りないなどのバタバタが予想されます。
(業界としては、駆け込み需要の後の反動が気になりますが・・・)
消費税UPとの関連もあると思いますが、家づくりや事務所づくりなどのご相談が増えてきています。
注文住宅をご検討の方は、今から動き出さないといけないと思います。
検討時間が短くて後悔することはあっても、検討時間にゆとりがあって後悔することはないですから。