愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ:大西の家
2010-07-19T00:18:55+09:00
tajimbo
◆名古屋の設計事務所◆ ~家づくりの息抜き日記~
Excite Blog
納まり検討
http://tajima.exblog.jp/10996172/
2010-07-18T23:58:00+09:00
2010-07-19T00:18:55+09:00
2010-07-19T00:18:32+09:00
tajimbo
大西の家
当然ですが、ボクら設計事務所が設計する家は、それぞれの家が完全なオリジナルですのでその家だけのオリジナルな詳細な部分があります。
こういったオリジナルな納まりを考えるのはしんどいですけど、結構楽しいです。
どこにでもある定番な納まりは、今までのさまざまな経験や失敗を経て残っているものなので、それはそれで大切です。
しかし、どこにでもあるものを引っ張ってきて使うだけでは、知恵もいらないし向上もしない。
少しでも知恵を使って改良する、そういう意識を持ちながら設計しています。
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構造図チェック
http://tajima.exblog.jp/10955328/
2010-07-10T23:59:00+09:00
2010-07-11T00:09:01+09:00
2010-07-11T00:06:44+09:00
tajimbo
大西の家
1階が鉄筋コンクリート、2階が木造の混構造(こんこうぞう)ですので、構造設計者に構造計算と構造図の作成を依頼しています。
昨日、構造図のたたき台が出てきたので、意匠図とのすり合わせ、チェックを行っています。
今回も、構造設計者には難問をぶつけてしまった形ですが、何とか解決策をひねり出してもらい、大きな意匠上の変更はなく解決できそうです。
構造設計者と言っても、ピンからキリまでの人がいます。
教科書通りのことしか出来ない、やったことのない人もいれば、今までの経験と知恵を働かせて解決策を自ら見出せる人もいます。
写真は昨年竣工した 「岡崎の家」 のエントランスコートです。
奥の玄関ドアの上部から3.5mほど手前までコンクリートの庇が飛び出し、左手の庭上部が吹きぬけており、教科書通りしかできない構造設計者は、庇先端を支えるための柱が必要だと言います。
デザイン上も、使い勝手上も、エントランスに柱は欲しくなかったため、何とか柱を無しにして庇を持ち出せないかと相談したところ、特殊な解析を使って荷重や応力を解析してくれ、柱なしで済みました。
これは単にデザイン上だけの問題でもなく、柱なしに出来たおかげで柱の下に来るはずの基礎も不要になり、トータルではコストも下がっています。
お施主さまの希望や、意匠上のデザイン、コストまでを含めてトータルで構造設計が出来る人は実は少ないのです。
構造設計だけではなく全ての仕事に対して言えることですが、言われたことだけをやるのは学生で十分。
お金をいただくプロフェッショナルであるためには、相手が求めるもの以上のものを提供し喜んでいただくことが必要です。
ボクもまだまだ高みを目指して日々向上していかないとと思います。
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電気業者さんへ
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2010-07-05T23:59:00+09:00
2010-07-06T04:39:57+09:00
2010-07-06T04:39:57+09:00
tajimbo
大西の家
お施主さんのSさんの親戚筋でもあり、 「大西の家」 と同じ岡崎市内に会社があるため、工事金額さえ合えばお願いしようと思っています。
(ほとんどないですが、たとえば、友人や親戚筋でも、工事費用があまりにも高くかけ離れてしまう場合は施工のお願いはできません。お施主さんが高くてもその会社に頼みたいというのなら別ですが・・・)
初めての付き合いになりますし、せっかくなのでその電気業者さんの事務所へ伺って打合せと見積を依頼しました。
従業員の方も数十人いて、官公庁の仕事などもやっているそうです。
条件が合えば、新しい業者さんとのお付き合いもどんどんとしています。
新しい出会いがあれば、新しい知識や知恵を教えてもらえることもあります。
工務店は、どれだけ優秀な職人さんや業者さんとお値打ちに付き合っているか、ということが大切です。]]>
電気関係打合せ
http://tajima.exblog.jp/10918472/
2010-07-03T23:59:00+09:00
2010-07-04T01:50:13+09:00
2010-07-04T01:49:43+09:00
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大西の家
照明器具の配置や器具の選定、コンセントやスイッチの位置などの確認などを行いました。
最近では、各メーカーのLED器具のラインナップが充実し、金額も随分と安くなってきました。
今日の打合せで、高天井のリビングを中心に、LED器具を採用する方向になりました。
特に、高い天井の室などでは、従来の電球では交換が数年に1回のペースであったものが、LED器具にすると、場合によっては交換不要になる可能性もあります。
(点灯の頻度によって変わりますが)
お施主さまが高齢になった場合に、脚立などに乗っての高天井の電球交換は危険を伴いますので、交換時期が相当長いLED照明は、そういった面からもお勧めです。]]>
雨の降らぬ間に
http://tajima.exblog.jp/10849535/
2010-06-21T21:48:16+09:00
2010-06-21T21:48:15+09:00
2010-06-21T21:48:15+09:00
tajimbo
大西の家
構造との設計打ち合わせの中で、既存の敷地の状況や隣地との関係性が結構シビアに検討が必要になってきたため、再度確認のために測量しました。
道路からの段差が2mぐらいあったり、既存の建物があったりでスンナリとは測量できませんでしたが、何とかできました。
ちょうどお施主さまも立ち会われたのですが、
「道路との段差がなければ、簡単に建物も建てられるのになー」
なんて言ってみえました。
確かに、道路からの段差が無いほうが何かにつけて施工は楽になり、その分、工事費用も安くすみます。
段差があると、コンクリートの土留め壁(ヨウ壁)が必要になったり、玄関までに階段が生じたりします。
雨水や設備排水の経路などの検討も、重要になってきます。
新しく土地を買われる方には、費用を安く抑えるには道路からの段差の無い土地が有利ですよ、とアドバイスもします。
ただし、その土地が周辺の土地よりも低い土地の場合、大雨の時に前面道路が冠水し、自分の敷地、建物へ雨水が侵入してくるかどうかを見極めておく必要はあります。
以前に、敷地間口のど真ん中にあった電柱の移設を中部電力に依頼しておいたのですが、こちらの指示通りの位置に移設が完了していました。
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模型
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2010-05-27T16:02:00+09:00
2010-05-27T17:05:19+09:00
2010-05-27T16:58:53+09:00
tajimbo
大西の家
と言うことで、先日作った1/50スケールの 「大西の家」 の模型写真を事務所の屋上で撮影しました。
風が強いので、取り外し式の屋根が飛んでいくところでした・・・。
北側前面道路からみた北側の外観です。
1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造(こんこうぞう)です。
全体的にシンプル・モダンな外観としています。
敷地が前面道路より2m程高くなっているのですが、2世帯住宅であるため最大で4台は車を留められるようにとの計画から、敷地前面を駐車スペースとして確保しています。
そのため、建物の両サイドは隣地の土留め壁を作り、コンクリート造の1階は、玄関までへの階段がないように(バリアフリー)道路高さまで掘り下げています。
2階に突き出た茶色いハコ部分は、2階への階段と、浴室や洗面脱衣室といった水廻りです。
階段はガラス張りのシースルーにしようかという方向で検討中です。
駐車スペースや玄関前に邪魔な柱が出てこないように、茶色いハコは建物本体からの持ち出し(キャンチレバー)です。
このあたりは、いつも構造を依頼しているエクスデザイン アソシエイツのS氏に特殊な解析をお願いしています。
南庭から見た南側の外観。
南側は3方を隣家に囲まれた庭になりますが、北側で前面道路の高さまで掘り下げていることから、1階のリビングは 「半地下」 的になります。
暗くならないように、南庭は斜面の芝張りとして、斜面に沿って反射光も取り入れるように計画しています。
その上に、子世帯のLDKが乗っています。
写真中央のガラス面がリビングの掃き出し窓。
反対側にも同じ掃き出し窓があり、採光と通風と見晴らしがいいように計画しています。
その右手の腰窓のように見えるのが、(いつもの?)1mスキップした和室の掃き出し窓になります。
和室の下は全部収納になり、キッチンなどの上部には一部ロフトもあります。
北側の茶色の水廻りの下に玄関(茶色い木製扉の予定)。
玄関右側は奥まで駐車スペースです。
奥の土留め壁の上部にスリット的な開口が開いていて、真夏は上からの象徴的な光が差し込む予定です。
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家具の材料
http://tajima.exblog.jp/10649825/
2010-05-19T23:40:57+09:00
2010-05-19T23:40:56+09:00
2010-05-19T23:40:56+09:00
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大西の家
材料はタモ。
コストのこともあり、すべての家具を無垢材でというわけにはいかないので、タモ材の突き板(つきいた)張り。
突き板とは、木材を薄くスライスしたものをベニヤ板に張ったもの。
一般の突き板は0.3mm程度のスライスを張りますが、今回は厚突きの0.6mmで倍の厚さのものです。
それに自然系の蜜蝋ワックスまで塗ってきてくれました。
そして、風合いやさわり心地もイイ感じです!
家具の扉に金物を付けずに、扉の下側を斜めにカットして 「手掛け」 にした納まりも確認できるように加工してきてくれました。
桜屋さん、ありがとう!
ボクの廻り方々は、こういったサンプルを作ってくれたり、知恵を貸してくれたりと、協力を惜しまない方々が多いので、ホント助かります。
感謝、感謝です。
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実際に建ててみる
http://tajima.exblog.jp/10623974/
2010-05-15T23:59:00+09:00
2010-05-16T07:30:32+09:00
2010-05-16T02:48:58+09:00
tajimbo
大西の家
2人のお子さんを寝かしつけてからの打合せです。
先日から作製していた、1/50スケールの模型をお持ちしました。
模型の製作は、自分の頭の中でのイメージを、構造や納まりを考えながら、時には修正しながら設計者の自分自身が製作します。
1/50のスケールで実際に建ててみる、そういう感じです。
そうすることで、問題点や納まりが複雑になりそうな点などが浮かび上がってくるので、実際の設計にフィードバックさせながら設計を進めていきます。
ハウスメーカーなどでは、模型制作を外注に委託したりして、さらにはお施主さんに模型制作費を数万円取るところもあるとか。
そして、いろいろ見て頂いての感想は、「いいじゃない」。
気に入っていただけたようで、打合せもスムーズに(?)。
1階の玄関の位置を変更した場合の案もお持ちしてご説明しましたが、現行案で行こうということになりました。
これから、ちょっとペースを上げてまとめていきます。
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住宅模型
http://tajima.exblog.jp/10549295/
2010-05-04T23:30:31+09:00
2010-05-04T23:30:29+09:00
2010-05-04T23:30:29+09:00
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大西の家
ゴールデンウィークということで大須も大賑わいでした。
そんな人混みの中を事務所へ出勤です。
「大西の家」の1/50の模型を作っています。
構造が難しくなりそうなので、納まりを想像して確認しながらの製作です。
キッチン上のロフトと、リビングに面した和室のスキップフロアなどの空間のつながりや広がりも確認しながら作っています。]]>
断面や立面を
http://tajima.exblog.jp/10418767/
2010-04-14T23:59:00+09:00
2010-04-15T03:34:20+09:00
2010-04-15T03:34:20+09:00
tajimbo
大西の家
1階が鉄筋コンクリート、2階が木造なので、1階と2階との取り合い部分などは詳細を同時に考えていかないと納まらない。
はね出し部分があるので、その支持方法も一緒に検討中。
半地下のような1階なので、隣地の土留めヨウ壁との兼ね合いも検討。
自分でプランを作っておいてなんだけど、難しいー。
超えるべきハードルは高い方が仕事のし甲斐がある、かな。]]>
土壌サンプル
http://tajima.exblog.jp/10220412/
2010-03-18T23:59:00+09:00
2010-03-19T03:30:46+09:00
2010-03-19T03:30:46+09:00
tajimbo
大西の家
先日行った「大西の家」のボーリング調査の時に採取した土壌サンプルが届きました。
今回は河川の近くの敷地のため、地層が川に向かって下がっていっていることが予想されたため敷地内の2か所でボーリング調査を行いました。
1か所の調査だけでは地層がどのように下がっていっているのかの予想の精度が低くなり、基礎の設計にも合理的・経済的な設計ができない可能性があるためです。
建物の支持地盤となる岩盤のサンプル。
カチカチの石ですね。]]>
クリナップショールームへ
http://tajima.exblog.jp/10126785/
2010-03-06T22:55:32+09:00
2010-03-06T22:55:32+09:00
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tajimbo
大西の家
以前にも、ご自分たちで数社のシステムキッチンを見られたそうですが、その中でもクリナップのキッチンはまずまずの感触だったそうで、今日はショールームの女性に付いてもらい、もう少し詳しく話を聞きながら一度見積りを出そうということで、ボクも一緒に行ってきました。
ボクは出来る限り、お施主様とご一緒してキッチンを見て回ります。
システムキッチンはいろいろとグレードが変わることも多いのと、いろんな機器や引き出しなどの機能も日々進化していきます。
カタログで見るよりも実際に触ってみて機能を確認するのと、お施主さまによっては重視する機能やデザインもそれぞれ違うため、いろんな意味で今後の設計のヒントになることも多いのです。
キッチンは、機能性とデザイン性も考慮しながらもコストも気になります。
大抵のメーカーは、いいなーと思うと高価なグレードにしかないようになってますしね。
あと、こんなのいらないという機能も結構あったり、逆にこういうタイプないの?と聞くと対応不可なんてこともあります。
機能とデザインとコストをいろいろと検討していく中では、オーダーキッチンにした方が要望やデザイン、コストを満足できる場合もあります。
このあたりは、家づくりと一緒ですね。
ハウスメーカーである程度規格化されたグレードとデザインの中から選択していく家づくりと、自分たちの細かな要望をも満たせるオーダー住宅との違いと似ています。
今日はとりあえず、たたき台として2パターンの見積りを依頼しました。
来週、見積りが出てきた段階でどういったキッチンにしていくのかも今後検討していきます。
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地盤調査 2
http://tajima.exblog.jp/10102612/
2010-03-03T22:56:24+09:00
2010-03-03T22:56:24+09:00
2010-03-03T22:56:24+09:00
tajimbo
大西の家
調査結果の速報を電話で聞いたのですが、結果はあまり良くなかったです・・。
地面から8~9mぐらい下までは比較的やわらかい地層で、やっと8mぐらいでやや硬い層、その下もやや柔らかい層となって、14mぐらいでやっと岩盤がでてくるという具合です。
杭や柱状改良などの補強が必要です。
事前に調べていた近隣のデータよりも相当悪いので、補強方法やコストに悩まないといけないですね。
岡崎という土地は花崗岩(かこうがん)地帯なのですが、花崗岩の岩と、花崗岩が風化して砂状になった土(真砂(まさ))とが混ざり合って地層を形成しているため、地盤の固さが均一でないのが悩ましいです。
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地盤調査
http://tajima.exblog.jp/10088155/
2010-03-01T23:57:00+09:00
2010-03-02T04:30:36+09:00
2010-03-02T04:30:36+09:00
tajimbo
大西の家
朝一番に、工務店の兄貴と一緒に近隣あいさつへ。
地盤調査を行うこと、機械の音やカンカンと叩く音などが出ることをお知らせし、ご了解をいただいた後、地盤調査(ボーリング)の機械の搬入です。
今回の敷地は、現状の地面が道路より2mほど上がった位置にあるため、その高さまでボーリングマシンをユニック(トラックについたクレーン)で吊り上げて載せました。
ボーリングマシン自体が1.5トンほど(中型の自動車ぐらい)あるのと狭いのとで、吊り上げての搬入も苦労しましたが何とか搬入できました。
庭先までキャタピラで自走して、第一の調査地点に到着。
これから地面に貫入させるロッドをセットして調査開始です。
調査自体は調査担当者が付きっきりで機械を操作し、ロッドをギリギリと地面に貫入させていき、地中の土を採取したり、ロッドの先端の地盤の固さを調べたりします。
今回の敷地は河川敷の道路を挟んだ向かいの敷地なので、地層が川に向かって下がっていると想定しています。
ですので今回は、敷地内で川から遠い位置と川に近い位置の離れた2点でボーリング調査をします。
2点の地層の構成やその深さを調査することで、建物の支持地盤が斜めになっている度合いを想定して基礎の設計をしていくことになります。
地盤調査は、2~3日かかりそうです。
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解体工事と土留め工事の現地確認
http://tajima.exblog.jp/10057063/
2010-02-25T23:59:00+09:00
2010-02-26T07:45:21+09:00
2010-02-26T07:45:21+09:00
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大西の家
今日は午前中に「大西の家」の敷地へ。
新しい計画では、今現在も住まわれている既存の住宅や既存の土留め壁を解体する必要があるので、解体業者と土留め業者とで現地を確認しました。
写真には映ってないですが左手に壁がコンクリートブロックで作られた半地下の既存の車庫もあります。
40年近く前のものなので、どのような構造で作られているのかも解らないし、そもそもブロックでお隣さんの土を留めているのが不安なので、今回はこの車庫も解体することにしています。
既存の土留め、建屋、車庫と解体するモノが3つあるのと、お隣の土留めもやりながらの解体になるので、施工の順序も重要なのです。
解体業者と土留め業者と順序などを打ち合わせして、概算の見積りも出してもらうよう依頼しました。
業者との打合せの後、ここにお住まいになっているお施主さんSさんのお父さんにお誘いいただき喫茶店へ。
解体前の引越しや今後のスケジュールなどもお話しながらコーヒーをいただきました。
敷地の向かいは河川敷なのですが、ここ数日の暖かさもあってか、早咲きのサクラも少々咲きだしていました。
もうすぐ、春ですね。
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