ブログトップ | ログイン

愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

tajima.exblog.jp

2010年 06月 05日 ( 1 )

データの精度

今日は大須の事務所でせっせと図面描き。

最近では、サッシや便器などの衛生機器、金物など、多くのメーカーが無料で製品のCADデータを提供しています。

設計者側も、それらメーカーの製品を使う予定であれば、メーカーのホームページからダウンロードしてそのデータをそのまま利用する人が多いと思います。

例えば、サッシなどは各メーカーで形状や寸法が微妙に違うのですが、採用予定のそのメーカーのCADデータを使って設計を進めれば、外壁との納まりや室内との納まりなど、具体的な寸法(実寸)を正確に把握しながら、納まりを検討できます。

便器などの衛生機器などをトイレにレイアウトすれば、正確な壁からの離れ寸法を確認できたりとCAD上で簡単に寸法確認もできます。

また、平面データを3Dソフトへ持って行って、その平面図から高さを入力しながら3Dパースを立ち上げることもできます。



データは正確に入力すればするほどどんな場面にも使い回しができ、最初のデータ入力に時間と手間がかかっても、トータル的には効率的になるはず?なんです。





ところが・・・、たまにメーカーのCADデータが正確じゃない場合があります・・・。

正確じゃないとはいっても、目に見えて寸法が違うという訳ではないのですが、0.0005mm短いとか、0.0003mm大きいとか、なんです。


ちなみに、実際の建築の世界では、細かくても、小数点以下1位までしか使いません。
石膏ボードの規格が12.5mmとかぐらいです。



ボクの使っているAutoCAD(オートキャド)は、図面制度が 「0.00000000」 なんです。
CADは小数点以下8桁までを把握しながら作図しています。
AutoCADは、機械系の設計でも使われるソフトなので精度が高く作られているのですね。



平面図で長方形を構成する4本の線のうち、例えば1本がデータ上で0.0005mm短いと、正確には長方形ではなく台形になっているか、全ての角が直角であれば、その短い線の部分は四角形として閉じていないか、です。

そういった一つのデータが正確じゃないと、それに関連する線が全て正確じゃなくなってきます。
目に見えて台形になっているか、閉じていないのかが見えるわけではないので、どこが不正確なのか、もう良く分かりません。

CADでは、閉じた四角形であればそこにベタの色を付けたり、斜線などのハッチングをかけたりが簡単に描けるようになっているのですが、ハッチングをかけようと思っても実際には閉じた四角形になっていないと、「閉じたエリアになっていません」なんてことでハッチングがかけられない、なんてことがあります。


データって正確に入力されてればいろいろと使えるんですが・・・、完璧主義者だからこういった誤差が気になるんですかね?
by tajimbo | 2010-06-05 23:59 | 仕事