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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

tajima.exblog.jp

2009年 12月 16日 ( 1 )

覚悟

ノーベル賞を受賞した野依良治氏が痛烈に批判したという、スーパーコンピュータ開発予算の 「事業仕分け」 のニュースがありましたね。

その野依氏の事業仕分けに対する批判の発言の一部に、

『不用意に事業の廃止や凍結を主張する人には将来、歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい』

という言葉がありました。


この言葉だけでは一方だけの主張ですし、「覚悟」 なんていう言葉をだしての脅しだというとらえ方もありますが、少なくとも、野依氏にはこう発言するだけの 「覚悟」 はあるはずです。

覚悟のない人間は、本当の意味での 「覚悟があるのか」 なんて言えないですから。

結局は、その覚悟を持った野依氏側の主張が認められて、開発予算が復活しました。



「覚悟」 と言うと何だか物騒な感じで死を連想してしまうかもしれませんが、「責任」 と置き換えてもいいかもしれません。

自分のしている仕事に誇りを持ち一生懸命に取り組んでいる人には、口に出しては言わないまでも心の中には 「覚悟」 は持っています。

そして、その仕事の一時の成果だけではなく、その後のことにまで責任を持って取り組んでいるはずです。

たとえその仕事自体が良い成果を出せなかったとしても次に生かせる反省があるはずで、そういう覚悟や責任を持った人に再度チャレンジする機会があれば次は必ず成果を出してくれる、だから無駄にはならないと思うのです。


覚悟や責任のないひとが、惰性で仕事をしていることが予算の無駄を生み、成果を生まないのです。



野依さんの覚悟ある発言もあって復活した開発予算です(それだけで予算が復活したわけではないでしょうが)ので、その予算を使う側にも覚悟と責任を持って開発に当たってもらいたいものです。
by tajimbo | 2009-12-16 23:59 | 仕事