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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

tajima.exblog.jp

2009年 07月 24日 ( 1 )

意思の伝達

今日、現場を監督している兄貴から 「岡崎の家」 のシステムキッチンに関しての電話が。

システムキッチンは、先日お施主さまと一緒にショールームへ最終確認に行き発注も済ませています。

そこで、具体的な施工に関することをキッチンメーカーの施工担当者と兄貴が打ち合わせをしたところ、一部のオープンキャビネット(収納部の扉なしのもの)の奥の板(背板)が図面にも入っておらず、当然キッチンの現場担当者も予定していなかったとのことでした。

キッチンメーカーとしては工務店の方で壁を仕上げて、その手前に背板のないオープンな箱を設置すると想定したいたようですが、メーカーの出してきた図面の表現も紛らわしく、ボク自身は背板があるものだと思っていました。

ボクですら勘違いする紛らわしい図面とショールームでの説明不足、ボク自身も細部まで確実に確認していなかったミスだと思うのですが、お施主さまも当然、「背板がない」なんて思ってもいないでしょうから、「それはイカンぜ」 ということで急遽、週明けに打ち合わせして対応することになりました。

ボクとメーカーとの間に共通認識に若干のズレがあったわけですが、今の段階で気がついてよかったです。



図面とは、設計の正確な 「意図」 や 「意思」 を伝達する手段であって、単なる図ではないという事。

今回は、キッチンメーカーの図面が、結果としてボクやお施主さまへきちんと意図が伝達されていなかったということになりますが、ボク自身も、もっと「意図」 や 「意思」 を伝達するきちんとした図面を描く必要があると再認識させられました。


※単にCADできれいに清書されただけの、意図も意思も読み取れないものは図面ではありません。
逆に、手書きのスケッチ風の絵でも、意図が伝われば立派な図面です。
昔の人の手書きの図面には、図面の空きスペースにヒョロヒョロの手書きのスケッチが描いてあるなんてこともありました。
by tajimbo | 2009-07-24 23:58 | 岡崎の家