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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

tajima.exblog.jp

2009年 07月 22日 ( 1 )

建築相談

今日の朝、うちの工務店から電話がありました。

工務店のすぐ近く、歩いて20秒ぐらいのご近所の方が工務店におみえになって、急遽、2世帯住宅への建替えの必要性が出てきたので、相談に乗って欲しいとのことでした。

午前中は時間が取れたので、ボクがお伺いしてお話しをお聞きしました。


今の土地にご両親を呼んで一緒に住む必要が出てきたため、今の家を3階建ての2世帯住宅に、という内容です。

急な話のようで、何をどうやって一緒に暮らすかなどはまだ漠然としているものの、建物を建てるにあたっての費用的なこと、工期・時間的なことなどをお聞きしたいとのことでしたので、一般的な内容として、お答えしました。

建替えにあたっては、既存建物の解体費用や仮住まいの家賃や引越し費用など、新規の更地への建築費用以外にもいろいろな費用が発生することもお話しました。

ただ、一番の問題点は、現在の敷地が「借地である」、ということです。

地主さんとは数十年前からの古い付き合いで、今でも良好な関係だそうですが、「建替え」 となると地主さんの了解が当然、必要になってきます。

また、地主さんと今までが良好な関係であったとしても、数十年前から住み続けている方で居住権のこともあるのでとやかくは言わなかったとしても、建替えという機会に土地の賃料の値上げなどの借地条件の変更や、相続の関係などでできれば更地にして売買をしたいという意向も出てくる可能性があります。(きちんとした契約書があるかどうかでも変わってきますが)


ですので、まずは地主さんへ建替えの計画をしたいということを伝え、地主さんの了解(継続の借地契約)をとる必要があることをお話ししました。



また、今回のご相談の方のお隣さんは、ボクの幼馴染の実家で、数年前にボクが工務店にいた頃にも大々的にリフォームをさせていただいたお客様でもあります。

今回ご相談にお見えになった方はその幼馴染の家の南側にあり、敷地の大きさからいっても3階建てにする必要がありそうなのですが、日照の関係で幼馴染の家には日が当たらなくなる可能性が出てきます。

今後計画を進めることになった場合は両方がお客さんになることもあり、法的に問題ない建物だからといって北側の家への配慮を全くしない計画はできない旨も伝えました。
(北側の家が全くの知り合いでないとしても、配慮を欠いた計画は近隣の関係を壊すので、避けるべきです)
by tajimbo | 2009-07-22 17:25 | 仕事