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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

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住宅版エコポイント 3

景気浮揚策として「エコ」と名のつく「家電エコポイント」「エコカー減税」政策が昨年から始まり、今年は建築の分野でも「住宅版エコポイント」の導入が決定しました。

先の家電や自動車に関しての「エコ」政策は、家電業界、自動車業界という特定の業界への支援策だという不公平感もありながらも今のところ一定の効果が出ているようです。
実際に、制度がスタートしてからというもの、薄型テレビの世帯普及率は50%を超え、街中では新型プリウスが走り回っています。(薄型テレビとプリウスだけが売れているという見方もありますが)

しかしその反面、制度が終了した後の販売台数の落ち込みが懸念されています。



そんな中で、建設業界への支援策ともとれる「住宅版エコポイント」が始まりますが、家電や自動車に比べて高額である住宅へのポイントの還元が300,000ポイント(300,000円分)と、「還元率」の低さも気になります。

1,000万円、2,000万円という高額なお金を動かすだけの動機にはなりにくいのではと思います。


また、エコポイントの創設への予算は1,000億円。
乱暴な計算ですが1,000億円が全てポイントに充てられたとして、満額の300,000円分ポイント還元される新築やリフォーム工事は33万件あまりになります。

昨年の新築住宅着工数が45年ぶりに80万戸を割ったとは言え、新築やリフォームでのエコポイント申請件数が33万戸に達するのには1年はかからないでしょう。

そうなると、予算に達してしまい、今年の後半の着工物件ではポイントが還元されないという事態もあり得ると思います。



始まったばかりで皮算用ばかりしていても仕方ないですが、今後の動向や詳細な発表にも注意していかないといけないですね。

今月は勉強会にも参加してきます。
by tajimbo | 2010-02-01 23:59 | 住宅版エコポイント
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