スクリーンに使えないかということで、「FRPグレーチング」(ファイバーグレーチングとも言う)のカットサンプルを取り寄せました。
グレーチングとは、一般的には道路の側溝などにはめられている鉄製やステンレス製の格子状の蓋ですが、これはFRP(繊維強化プラスチック)製で、軽くて、錆びず、強度もあるというものです。
標準色でグレー、ライトグレー、ホワイト、クリアがあり、特注色ではレッドやイエローなど8色があります。
写真中央付近のややグリーンがかったものがクリア色です。
写真のサンプルの格子の穴は25x100mm程度の穴ですが、25x25mm、40x40mmの正方形の格子タイプもあり、格子が連続した版は1000x3000mmまでの大きさがあります。
FRPグレーチング自体が結構な強度があるので、そのまま穴のあいた床としてメンテナンス用のバルコニーにも使えます。
「小牧の家」 のサービスバルコニーにも使用しました。
写真は3階のバルコニーから見下げた写真です。
2階のサービスバルコニーのFRPグレーチングも透けて、地面に敷き詰めたグレーの砕石が見えます。
「山王の家」 では、透ける車庫の扉として使用しました。
床に使うだけではなく、風や視線は通しつつ、フェンスやスクリーンに使える材料です。
なかなか面白い材料なんですが、値段が高いのがネックなんですよね。