大須の事務所の近くのテナントのガラスに取り付けられた換気扇です。
部屋の用途が変わるなどして、今まで以上に換気が必要になった場合などの究極の後付け換気扇。
室内側のひもを引っ張ると、グレーのふたがパカンと上側に開いて換気扇が回る、という原始的な機械です。
わざわざ外壁に換気扇用の穴をあけることもなく、3mm以上のガラスであれば室内側からでも取付可能なんです。
後は近くにコンセントさえ用意できればOKです。
実は、勤めていた設計事務所でもはめ殺しの窓にこれと同じものが取りついていて、当時から、これはこれで、ガラスに穴をあけて後付けできる換気扇なんて良く考えられているなーなんて思っていたんです。
普通、ガラスに後から穴あけして、機械をそのままガラスに取り付けるなんて、なかなか考えないよなーなんて。
共用部となっている外壁に勝手に穴あけができない、テナントビルのテナント用に作られたものなんでしょうかね。