
今日は午後から 「岡崎の家」 の現場へ。
内部では1階の床下地の施工中です。
1階の二重床は、断熱材付き下地合板としています。

屋根ではシート防水の立ち上がり部分(パラペット)に板金で笠木(かさぎ)を施工中です。
今回も、いつもの江本板金さん。
仕上げとなる外側の白い笠木は、外壁側へ雨が垂れないように屋根の内側(写真の左側)に向けて水勾配をつけ、先端(写真の右側)には堤防として小段をつけて板を折ってもらっています。
小段があることで笠木自身にも 「コシ」 が出て、ピシッと笠木ラインが通るという利点もあります。
青い板のものは 「捨て笠木(すてかさぎ)」。
意匠上も、雨の納まり上も、上の仕上げ笠木にビスを打たないように、捨て笠木を一度全部に取付けその捨て笠木にピッタリに折った仕上げの笠木を引っ掛け式で取り付けています。
勾配をつけながらのこの微妙な折り加減は、絶品です。
ものすごく、苦労したと江本さんが言ってましたが。
いつもありがとうございます。
江本板金さんは、「長久手の家」 でもお隣の家を施工していたいろんな職人さんからも絶賛でした。
「長久手の家」 の板金の納まりを見て、お隣の板金屋さんが 「どうやって納めてるんだろう」 ってお施主さんに聞いてきたそうで。
江本板金さんの仕事は、正直、出来栄えは全然違いますよ。