とある地下駐車場のコンクリート床。
コンクリート床は、面積が大きくなればなるほどとひび割れ(クラック)がいたるところに入りやすくなるため、3~5m程度の間隔でわざと細いスリットを入れて床版の厚さの薄い部分を作り、そこにひび割れを集中させるように 「クラック誘発目地」 というスリットを入れるのですが、写真のように、思ったようには入ってくれないものですね・・・。
スリットを無視して平行にクラックが走り、一部ではスリットをまたいでます・・。
理想では、スリットの中(底)でひび割れが入ってくれれば、表面にクラックが出ないのですが、そんなに簡単なものではないのですね、やっぱり、コンクリートは。
駐車場と言うこともあり、タイヤからの車の振動や加重がさまざまな位置で繰り返し入ることになるので、クラックもどこに入るかわからないのが現実なんでしょうね。