今日の中日新聞のトップ記事です。
名古屋市の大須地区で来春、ミニ場外舟券売り場(ボートピア)を設ける計画が進められていることが分かった。中区大須3の「大須301ビル」の3階フロア(約1000平方メートル)に入る予定で、2003年に同ビル3階に鳴り物入りでオープンした「大須中華街」はなくなる見通しだ。
(中略)
大須301ビルは地元商店主らが再開発事業として建設を進め、03年12月に完成。3階フロアは「大須中華街」と銘打ち、本格的な四川料理店や北京料理店から気軽なラーメン店までが軒を連ねた。
しかし、ここ数年は客足が遠のき、店舗の撤退が相次いでいた。
大須の中華街がなくなるかも知れないという記事です。
同じ大須に事務所を構え、設計の一員だったボクが年に数回しか行かないのもどうかと思いますが・・。
神戸や横浜の本家・中華街とは違い、中華料理の飲食店を集めた 「中華街」 としてオープンしたものの、最近ではテナントの空きが目立っていました。
数ヶ月前に行ったときも、ランチの時間でもどの店舗も満席には程遠い感じでした・・。
大須に 「中華街」 があると言うことすら知らない方が多いような気もして、PR不足なのかもしれません。
設計中でも、矢場町のパルコから南へ人通りを誘導して、若者を引き寄せるハード(建物・外観)とテナント(ソフト)とする方向も検討されましたが、
「大須は栄や名駅のようなカッコええ街じゃねえ。泥臭い、ごった煮の街なんだ。」
と言う意見もあり、提灯(ちょうちん)を模した外観の(←知ってました?)、今の建物が出来上がりました。
中華街がなくなる前に、すべてのお店のランチを制覇しておこうかな。