最近の原油の価格は、今までの高騰は何だったんだというぐらいに下落して以前のレベルに下がってきました。
今まで原油高を大義名分にして値上げし続けた建築材料も値下がりするかと思いきや、基本的に値段は下がっていません。
今のところ、どのメーカーも、一度上げた値段を簡単には下げませんね。
逆に、まだまだ値上げするところもあります。
今年に入って、衛生機器の
TOTOが値上げを発表しました。
4月1日の受注分より、洗面器や便器が2~3%、集合住宅用ユニットバスは5%(なぜか戸建住宅用は値上げなし)などです。
「岡崎の家」 で採用予定の 「いものホーローバス」 も5%程度の値上げです。
4月までに採用を本決定して3月中に発注しておくか、他メーカーへ変更するかも検討しないといけませんね。
シェアを少ない数社で分け合っている業界では横並びの価格改定が行われることが多いですね。(当然、話し合いがされているとは誰もが思いますよね。)
今のところINAXは値上げする発表はしていませんが、最近の経済情勢では値上げが顧客離れを引き起こして、値上げしていない他メーカーへ売上げが流れることも考えられる中での値上げがTOTOにとってどう出るか、です。