今日、親父の3回忌でした。
2年、早いもんです。
午前11時の法事の前に、朝8時から次兄と私は 「内津の工場」 の測量と平板載荷試験の事前立会い、長兄は 「味鋺の家」。
昼飯を食べた後、長兄は 「小牧の家」、次兄は 「ダンス教室」 の現場へと出かけていきました。
私は、母親と親父の墓参りへ。
親父の3人の息子は、親父の仕事を引き継いで、3回忌の法事の日でも忙しく仕事してます。
いつも忙しかった親父と同じ。
最近、『やっぱり、親父の子だなあ』 って思うことが多いです。
設計事務所で数年社会人を経験して実家の工務店に戻ったとき、親父の仕事のやり方が気に食わなくって、口もほとんどきかない、何か言葉を交わすと楯突いてました。
どうして、儲からないような仕事を引き受けるのか。
どうして、みんなが逃げたがる仕事を断われないのか。
私はいつもそう思って、親父のようにはならないぞって思ってました。
他のやつらができなくても、俺にはできる。
お客さんの信頼に応えることができる。
親父には、そういう自信があったんだと思います。
今では、3兄弟ともそういう気持ちで仕事してます。
たぶん。
お互い、口に出しては言わないけど。
どうして、儲からないような仕事を引き受けるのか。
どうして、みんなが逃げたがる仕事を断われないのか。
それは、理屈ではなく、気持ちの問題。
他のやつらができなくても、俺にはできる。できない、とは言いたくない。
お客さんの信頼に応えることができる。信頼に応えたい。
そのひとつひとつの積み重ねが、さらなる信頼の積み重ねになると思っています。
「儲け」 や 「楽(ラク)さ」 を目的にしている人には理解できないことかもしれないけれど、一番身近なひとは、自分の子供は、いつか理解してくれると思います。
自分がそうでしたから。