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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

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確認申請

今回の建築士の事件の中で、『確認申請』 が問題の一つになってる。

『許可』 だとか 『認可』 だとかの言葉が飛び交い、責任があるとかないとか、

その責任のなすりつけ合いが起こってる。


基本的には、確認機関には責任の一端はあると思う。

だけど、その 『確認済証』 が水戸黄門の 『印籠』 のように扱われるものだ、ということは
間違いだと思う。

『確認申請』 『確認済証』 という名前からして、

『図面が法規に則っているか確認してください』、『確認しましたよ』

ということ。


今回は『法規にも則っていないこと』 を 『内容は見てもいないけど、確認しましたよ』 と言っていることが大きな問題なんだけど。

それもお金を取って。



以前の役所の審査しかない場合は、、間違いが確認申請の時点で通っていても、完了検査なんかで指摘されると、『是正しなさい』って平気で言われた。

あとになって言われるのが恐いので、当然問題になるような設計はしないし、法の解釈が微妙な問題は何度も確認をし、議事録も取ったりしてた。(議事録をとって、役所の担当者にサインを求めても彼らはサインしないんだけどね)


今後はいっそう審査の厳格化が進むだろう。

そして、現状の体制ではそれについていけないので、人員の増員だったり、審査時間が伸びることによる1日あたりの審査件数の減少なんかで、簡単に 『確認申請料』 が値上がりするだろう。

そうなったとしても、確認機関が責任を取ることは到底できないだろうし、しないだろうから、まともな設計がされた大多数の建物の所有者の負担が増えるだけだと思う。


そうしてしまうのは、建築業界にいる私たちなんだ。
by tajimbo | 2005-12-09 21:50 | 仕事
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