いつも参考にさせていただいている
「住まいの水先案内人」さんのBlogに、お手本のようなグラスウールの施工例が紹介されていました。
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住まいの水先案内人 Blog
※こちらのWebmaster HORIさんのブログやHPは、とても家づくりの参考になります。
どこかのメーカーや何かの工法に肩入れするわけでもなく、かといって、何でもかんでも「消費者の味方」で教科書通りの理想論をかざすわけでもなく、経験に裏打ちされ、実際の「建築という原寸大のモノづくり」の理想と現実を見据えたうえでの客観的な意見は、とても参考になります。
ボクの物件でも、正栄工務店ではお手本通り、やってますよ。
筋交いに当たる部分のグラスウールを切り、室内側の防湿フィルムを一旦めくり、筋交いの上に被せるように施工します。
これ、結構、手間がかかるんです。
だから、みんなやりたがらないんです。
上の写真で赤くバッテンになっている部分に「たすき掛け」状に筋交いが入っていますが、防湿フィルムをかぶせているので、室内側からは筋交いが見えません。
ちなみに、正面の筋交いの中央付近の穴は、将来用エアコンの配管用の穴(スリーブ)を事前に入れてあります。
あとから家電量販店でエアコンを購入して、建築のド素人のようなエアコン職人が外壁に穴を明けると、まず、筋交いを痛めます。
ホント、家電量販店の職人には気を付けたほうがいいです。
彼らは、一日に何件ものエアコンを取り付けないといけないため、スピードが命、建物のことなんか知るか、という感じの人も多いですから。(当然、きっちりした人もいますけど)