ブログトップ | ログイン

愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

tajima.exblog.jp

メンテナンスしない建物の末路

今日の朝、事務所用の駐車場に車をとめて歩いて事務所へ向かおうと思うと、板金屋さんのトラックが止まっていて職人さんが屋根に登る段取りをしていました。

「雨樋でも直すの?」

と声を掛けると、

「いや、屋根が壊れてねー。」と。

聞くと、お隣のモルタル塗りの古い倉庫のような建物から、モルタルの破片(10cm x 20cmぐらい)が3つぐらい落ちてきて、屋根を壊した、とのこと。


見上げてみると、
a0049695_15425874.jpg

屋上コーナーから左手への頂部(パラペット・笠木)のモルタルが、割れてゴソッと落下したようです。

スチール手摺の根元から水が入り、根元を錆びさせ、錆で膨張したところでモルタルが割れての落下、ですね。

あと、頂部がモルタル仕上げになっているのでしょうが、モルタルは経年で必ずひび割れますから、割れが進行する前にせめて塗膜防水材などで雨水の浸入を防ぐ必要があります。

本当は、金属笠木などで覆うのが一番いいです。


a0049695_15553760.jpg
↑割れて落下したモルタルの破片。(10cm x 20cmぐらい)

たまたま、お隣の屋根で人的被害がなかったから良かったものの、人に当たっていたら大怪我です。

建物は10年、20年で必ずメンテナンスが必要になってきます。

必要に応じて最低限のメンテナンスを行わないと、大変な事故にもなりかねないという教訓のような出来事でした。
by tajimbo | 2010-06-07 15:59 | 建築
<< iPhone 4 つけ麺 >>