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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

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断熱の講習会

今日は、昭和区の桜山で木造住宅の断熱に関する講習会に参加しました。

講師は「外断熱が危ない!」という本の著者、西方里見氏でした。
(この本はまず、出版社の意向なんでしょうが題名が良くないですね…。題名があおり過ぎ。)

住宅の断熱や気密について、海外の事例やご自身の設計実績を用いながら、どのような性能を確保しながら住宅を作っているのかを説明されました。



ボク自身は断熱材や工法について、「絶対にこの方法が一番」という一辺倒な考えは持っていません。

工法の選択や性能の優劣、コストを踏まえ、お施主さんの性格(暑がり、寒がり)も考慮に入れながらトータルでベストな選択になるように心掛けています。

性能の良い断熱材をたくさん(厚く)すれば温度に関しての室内環境は良くなりますが、特に愛知県は比較的温暖な気候の地域ですので、寒い時期・暑い時期は一年のうちでも限られるため、何が何でも高性能な断熱が一番ではなくても良いはずです。

ハウスメーカーが断熱性能を表す数値を、より高性能な数値へと際限なく追い求める風潮があるため、「今の時代、ハウスメーカーに対抗するためには同等の数値以上にしないと…」と考えがちですが、数値だけの独り歩きや、コストや施工性、将来のメンテナンス性などを無視してもいいわけではないですね。

この地域は、充填断熱できちんとした施工がされれば、なんの問題もないと考えています。
by tajimbo | 2010-02-24 23:59 | 建築
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