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愛知 名古屋の建築設計事務所 / 住まいの建築人・tajimaのイキヌキニッキ

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カテゴリ:大西の家( 34 )

納まり検討

今日はひたすら 「大西の家」 のディテール(詳細)を検討していました。

当然ですが、ボクら設計事務所が設計する家は、それぞれの家が完全なオリジナルですのでその家だけのオリジナルな詳細な部分があります。

こういったオリジナルな納まりを考えるのはしんどいですけど、結構楽しいです。



どこにでもある定番な納まりは、今までのさまざまな経験や失敗を経て残っているものなので、それはそれで大切です。

しかし、どこにでもあるものを引っ張ってきて使うだけでは、知恵もいらないし向上もしない。

少しでも知恵を使って改良する、そういう意識を持ちながら設計しています。
by tajimbo | 2010-07-18 23:58 | 大西の家

構造図チェック

今日は 「大西の家」 の構造図のチェックを。

1階が鉄筋コンクリート、2階が木造の混構造(こんこうぞう)ですので、構造設計者に構造計算と構造図の作成を依頼しています。

昨日、構造図のたたき台が出てきたので、意匠図とのすり合わせ、チェックを行っています。

今回も、構造設計者には難問をぶつけてしまった形ですが、何とか解決策をひねり出してもらい、大きな意匠上の変更はなく解決できそうです。



構造設計者と言っても、ピンからキリまでの人がいます。

教科書通りのことしか出来ない、やったことのない人もいれば、今までの経験と知恵を働かせて解決策を自ら見出せる人もいます。

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写真は昨年竣工した 「岡崎の家」 のエントランスコートです。
奥の玄関ドアの上部から3.5mほど手前までコンクリートの庇が飛び出し、左手の庭上部が吹きぬけており、教科書通りしかできない構造設計者は、庇先端を支えるための柱が必要だと言います。

デザイン上も、使い勝手上も、エントランスに柱は欲しくなかったため、何とか柱を無しにして庇を持ち出せないかと相談したところ、特殊な解析を使って荷重や応力を解析してくれ、柱なしで済みました。

これは単にデザイン上だけの問題でもなく、柱なしに出来たおかげで柱の下に来るはずの基礎も不要になり、トータルではコストも下がっています。


お施主さまの希望や、意匠上のデザイン、コストまでを含めてトータルで構造設計が出来る人は実は少ないのです。


構造設計だけではなく全ての仕事に対して言えることですが、言われたことだけをやるのは学生で十分。
お金をいただくプロフェッショナルであるためには、相手が求めるもの以上のものを提供し喜んでいただくことが必要です。

ボクもまだまだ高みを目指して日々向上していかないとと思います。
by tajimbo | 2010-07-10 23:59 | 大西の家

電気業者さんへ

今日は 「大西の家」 の電気工事を施工してもらう予定の、岡崎市内の電気業者さんへ伺いました。

お施主さんのSさんの親戚筋でもあり、 「大西の家」 と同じ岡崎市内に会社があるため、工事金額さえ合えばお願いしようと思っています。
(ほとんどないですが、たとえば、友人や親戚筋でも、工事費用があまりにも高くかけ離れてしまう場合は施工のお願いはできません。お施主さんが高くてもその会社に頼みたいというのなら別ですが・・・)

初めての付き合いになりますし、せっかくなのでその電気業者さんの事務所へ伺って打合せと見積を依頼しました。
従業員の方も数十人いて、官公庁の仕事などもやっているそうです。



条件が合えば、新しい業者さんとのお付き合いもどんどんとしています。

新しい出会いがあれば、新しい知識や知恵を教えてもらえることもあります。

工務店は、どれだけ優秀な職人さんや業者さんとお値打ちに付き合っているか、ということが大切です。
by tajimbo | 2010-07-05 23:59 | 大西の家

電気関係打合せ

今日は夜から 「大西の家」 の打合せへ。

照明器具の配置や器具の選定、コンセントやスイッチの位置などの確認などを行いました。


最近では、各メーカーのLED器具のラインナップが充実し、金額も随分と安くなってきました。

今日の打合せで、高天井のリビングを中心に、LED器具を採用する方向になりました。

特に、高い天井の室などでは、従来の電球では交換が数年に1回のペースであったものが、LED器具にすると、場合によっては交換不要になる可能性もあります。
(点灯の頻度によって変わりますが)

お施主さまが高齢になった場合に、脚立などに乗っての高天井の電球交換は危険を伴いますので、交換時期が相当長いLED照明は、そういった面からもお勧めです。
by tajimbo | 2010-07-03 23:59 | 大西の家

雨の降らぬ間に

梅雨に入ってしまい、このところ雨が続いていましたが、今日は何とか雨が降らずに済みそうなので、急遽、午後から兄貴と 「大西の家」 の敷地の測量に行ってきました。

構造との設計打ち合わせの中で、既存の敷地の状況や隣地との関係性が結構シビアに検討が必要になってきたため、再度確認のために測量しました。

道路からの段差が2mぐらいあったり、既存の建物があったりでスンナリとは測量できませんでしたが、何とかできました。

ちょうどお施主さまも立ち会われたのですが、

「道路との段差がなければ、簡単に建物も建てられるのになー」

なんて言ってみえました。

確かに、道路からの段差が無いほうが何かにつけて施工は楽になり、その分、工事費用も安くすみます。

段差があると、コンクリートの土留め壁(ヨウ壁)が必要になったり、玄関までに階段が生じたりします。
雨水や設備排水の経路などの検討も、重要になってきます。
新しく土地を買われる方には、費用を安く抑えるには道路からの段差の無い土地が有利ですよ、とアドバイスもします。
ただし、その土地が周辺の土地よりも低い土地の場合、大雨の時に前面道路が冠水し、自分の敷地、建物へ雨水が侵入してくるかどうかを見極めておく必要はあります。



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以前に、敷地間口のど真ん中にあった電柱の移設を中部電力に依頼しておいたのですが、こちらの指示通りの位置に移設が完了していました。
by tajimbo | 2010-06-21 21:48 | 大西の家

模型

今日は風が強いですが、イイ天気ですね。
と言うことで、先日作った1/50スケールの 「大西の家」 の模型写真を事務所の屋上で撮影しました。
風が強いので、取り外し式の屋根が飛んでいくところでした・・・。



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北側前面道路からみた北側の外観です。
1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造(こんこうぞう)です。
全体的にシンプル・モダンな外観としています。

敷地が前面道路より2m程高くなっているのですが、2世帯住宅であるため最大で4台は車を留められるようにとの計画から、敷地前面を駐車スペースとして確保しています。
そのため、建物の両サイドは隣地の土留め壁を作り、コンクリート造の1階は、玄関までへの階段がないように(バリアフリー)道路高さまで掘り下げています。

2階に突き出た茶色いハコ部分は、2階への階段と、浴室や洗面脱衣室といった水廻りです。
階段はガラス張りのシースルーにしようかという方向で検討中です。

駐車スペースや玄関前に邪魔な柱が出てこないように、茶色いハコは建物本体からの持ち出し(キャンチレバー)です。
このあたりは、いつも構造を依頼しているエクスデザイン アソシエイツのS氏に特殊な解析をお願いしています。



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南庭から見た南側の外観。
南側は3方を隣家に囲まれた庭になりますが、北側で前面道路の高さまで掘り下げていることから、1階のリビングは 「半地下」 的になります。
暗くならないように、南庭は斜面の芝張りとして、斜面に沿って反射光も取り入れるように計画しています。

その上に、子世帯のLDKが乗っています。
写真中央のガラス面がリビングの掃き出し窓。
反対側にも同じ掃き出し窓があり、採光と通風と見晴らしがいいように計画しています。

その右手の腰窓のように見えるのが、(いつもの?)1mスキップした和室の掃き出し窓になります。
和室の下は全部収納になり、キッチンなどの上部には一部ロフトもあります。



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北側の茶色の水廻りの下に玄関(茶色い木製扉の予定)。
玄関右側は奥まで駐車スペースです。

奥の土留め壁の上部にスリット的な開口が開いていて、真夏は上からの象徴的な光が差し込む予定です。
by tajimbo | 2010-05-27 16:02 | 大西の家

家具の材料

今日はいつも家具の製作をお願いしている桜屋さんが、家具の扉などに使う材料の試作品を作って持ってきてくれました。
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材料はタモ。

コストのこともあり、すべての家具を無垢材でというわけにはいかないので、タモ材の突き板(つきいた)張り。

突き板とは、木材を薄くスライスしたものをベニヤ板に張ったもの。

一般の突き板は0.3mm程度のスライスを張りますが、今回は厚突きの0.6mmで倍の厚さのものです。

それに自然系の蜜蝋ワックスまで塗ってきてくれました。


そして、風合いやさわり心地もイイ感じです!

家具の扉に金物を付けずに、扉の下側を斜めにカットして 「手掛け」 にした納まりも確認できるように加工してきてくれました。

桜屋さん、ありがとう!



ボクの廻り方々は、こういったサンプルを作ってくれたり、知恵を貸してくれたりと、協力を惜しまない方々が多いので、ホント助かります。

感謝、感謝です。
by tajimbo | 2010-05-19 23:40 | 大西の家

実際に建ててみる

今日の夜は 「大西の家」 のSさん宅へお伺いしての打合せ。

2人のお子さんを寝かしつけてからの打合せです。


先日から作製していた、1/50スケールの模型をお持ちしました。

模型の製作は、自分の頭の中でのイメージを、構造や納まりを考えながら、時には修正しながら設計者の自分自身が製作します。

1/50のスケールで実際に建ててみる、そういう感じです。

そうすることで、問題点や納まりが複雑になりそうな点などが浮かび上がってくるので、実際の設計にフィードバックさせながら設計を進めていきます。

ハウスメーカーなどでは、模型制作を外注に委託したりして、さらにはお施主さんに模型制作費を数万円取るところもあるとか。



そして、いろいろ見て頂いての感想は、「いいじゃない」。

気に入っていただけたようで、打合せもスムーズに(?)。

1階の玄関の位置を変更した場合の案もお持ちしてご説明しましたが、現行案で行こうということになりました。


これから、ちょっとペースを上げてまとめていきます。
by tajimbo | 2010-05-15 23:59 | 大西の家

住宅模型

今日は暑かったですね。

ゴールデンウィークということで大須も大賑わいでした。

a0049695_23244854.jpgそんな人混みの中を事務所へ出勤です。

「大西の家」の1/50の模型を作っています。

構造が難しくなりそうなので、納まりを想像して確認しながらの製作です。

キッチン上のロフトと、リビングに面した和室のスキップフロアなどの空間のつながりや広がりも確認しながら作っています。
by tajimbo | 2010-05-04 23:30 | 大西の家

断面や立面を

ここのところ、事務所にこもって「大西の家」の断面や立面の詳細を詰めています。

1階が鉄筋コンクリート、2階が木造なので、1階と2階との取り合い部分などは詳細を同時に考えていかないと納まらない。

はね出し部分があるので、その支持方法も一緒に検討中。

半地下のような1階なので、隣地の土留めヨウ壁との兼ね合いも検討。

自分でプランを作っておいてなんだけど、難しいー。

超えるべきハードルは高い方が仕事のし甲斐がある、かな。
by tajimbo | 2010-04-14 23:59 | 大西の家