今日は昨年完成した 「各務原の家」 の半年過ぎの点検へ。
外部周りでは若干の調整などもありますが、内部ではほとんど不具合はないとのこと。
真白の吹付の外壁ですが、「低汚染」 タイプの汚れにくい塗料を使っているものあって大きな汚れもなく、まだきれいでした。
ただ、バルコニーに使っている木材から、雨でぬれると茶色いアクが出るようで、今日も雨ふりでしたのでところどころアクが流れていました。
外壁が低汚染タイプの塗料で吹き付けてあることもあって、ホースで水道の水を当てるとほとんど流れるので、雨あがりはこまめに流してもらっています。
東側の池に面したダイニングは気持よさそうな空間で、やっぱりプランニングは正解でしたね。
Hちゃんは、設計・施工当初よりもずいぶんとしゃべるようになってました。
竣工間際には「
タジマさん、ばいばい」 と言ってくれたのですが、今日はボクのことをイマイチ思い出せないようで、「タジマさん」 とは言ってくれなかったのがちょっと残念。
でも、かわいい笑顔でバイバイはしてくれました。
その後、さんざん各務原に通っておきながら見られなかった、『各務原の斎場』 へ。
今日は雨ふりもあって、「瞑想の森」 の中にしっぽりとその建物がありました。
壁から屋根へと連続する 『白い布』 が、静かに空間を包んでいました。
斎場(火葬場)と言うと、硬く、重厚な空間がほとんどだと思いますが、波打つ、包まれるような空間というのは、今までにないやさしい感覚でした。
個人的には、いい建築だなと思います。