昨日の敷地調査の時、候補の土地は、たまたま「現地説明会」みたいな感じで仲介業者さんがいたのでちょこっと話をしました。
そこは、3敷地に分割して分譲していた宅地なんですが、こちらの第一候補の土地は商談中、第二候補の土地は売約済み、候補にもなってなかった昨日のブログの「旗竿地」は、まだ商談にもなっていない状態でした。
第一候補の土地は、南と東に2方道路の「角地」で、南側の間口も一番広く、日当たりは最高の土地なので、売値も一番高くて、一番最初に売れるのかと思いきや、第二候補の、東側に道路のある敷地の売値が一番高くて、一番最初に売約済みになっているのです。
理由は、第一候補の土地は南側の間口が広いとはいっても、ちょっとした水路があり、その水路のさらに南側が実際の道路で、現実には人や車が入れるのは東側の道路から。
東側の道路の間口は、第二候補の土地の間口のほうが広いから、第二候補の土地の方が売値が高いのです。
不動産の世界では、間口が広いほうが価値がある、という考え方もあるようですが、住宅地の場合は、日当たりであったり、風通しであったり、隣家が工場でなかったりなどの「周りの環境」も重要なので、間口だけでは無いんですけどね。