今日の午前中、Sマンションの中間報告会として、入居者の方々に近くのコミュニティセンターにお集まりいただきました。
以前に回答いただいた、気になる点やご要望などのアンケートの回収結果のご報告をしました。
回答内容の中で、今回の大規模修繕工事に取り入れて改善していくものと、もっと検討を要する内容のものは継続して検討することなどの方向性を皆さんにご確認いただきました。
マンションの改善要望の中で、やはり防犯面についてのご要望は多かったです。
新築当時からエントランスはオートロックの機能があるのですが、今までにピッキングの被害に会われたことが何回かあったとのことで、不審者対策としてエントランスに防犯カメラを設置するとか、共用廊下に入り込める部分に柵を設置するなどの具体的な要望がありました。
これらは重要な内容ですが、単に防犯カメラを設置すればいいというものでもなく、防犯をトータル的に考える必要があります。
まずは不審者を寄せ付けない「抑止力」を見せる必要もありますし、具体的に不審者を監視できるカメラも必要でしょうし、最終的には玄関ドアのカギを防犯性能の高いものに交換するなども必要です。
これらの物質的な対応も重要ですが、さらには、入居者さん同志のコミュニケーションであったり、マンションの内外を含めた「ご近所コミュニティ」の再構築なども重要な要素です。
これらはすぐに完成するものでもないですが、今からでもみんなで少しずつ意識していかないといけない事柄でもあります。